孤高の音楽家アラン･ホールズワース率いる鉄壁トリオによる公演。盟友ジミー･ジョンソンの抽象的だがメロディアスなベース･ラインが複雑怪奇なホールズワースのギター･フレーズに気持ちよく絡む。そして、今回のドラマーはワッカーマンよりもワイルド感のあるゲイリー･ハズバンド。今ゲイリーはジャズ界で一目置かれる“ミュージシャン”だ。巨匠ジョン･マクラフリンが2007年に結成したエレクトリックな新バンドのキーボードを担当。アルバムではドラムやパーカッションもこなし巨匠の片腕として重宝されている。レベル42のメンバーとしての他、ゲイリー･ムーアやジャック･ブルースのサポートなどで知られるゲイリー･ハズバンドは『Things I See』という全曲ホールズワース作品を1台のピアノで表現したアルバムを残すなど、アラン･ホールズワースの深い理解者でもあるのだ。誰の真似でもない独自の理論を確立したホールズワースが、そのユニークな音楽性を思う存分発揮出来るスーパー･トリオ。お見逃しなく！

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