11/22(水)
THE WINERY DOGS
Billy Sheehan(b) Mike Portnoy(ds) Richie Kotzen(vo,g)
ザ・ワイナリー・ドッグス
魂をスウィングさせながら激突する圧倒的グルーヴ。 ビリー・シーン、マイク・ポートノイ、リッチー・コッツェン、ハードロック界のパワートリオが産み出す迫力のステージ！
MR.BIGのビリー・シーン(b)、元DREAM THEATERのマイク・ポートノイ(dr)、リッチー・コッツェン(g)により結成されたスーパーグループがTHE WINERY DOGSだ。元々はTHIN LIZZY、WHITESNAKE、BLUE MURDERで活躍していたギタリスト=ジョン・サイクスによるプロジェクトBAD APPLE(最終的には上手くいかなかった)から派生したもので、最終的にポール・ギルバートが脱退後のMR.BIGを支えたリッチーを迎えたことで歯車が回り始め、2013年に『ザ・ワイナリー・ドッグス』でデビューを飾る。メンバーの豪華さと強烈なグルーヴの楽曲と期待どおりの演奏力の高さで高評価を得たのだった。特にリード曲「Elevate」が放つエナジーは多くのロック・ファンを虜にした。3人の最強プレイヤーの夢が合体し、ロック・シーンに新たな伝説が生まれたのだ。アルバムのリリース直後に実現した初来日公演はソールドアウトとなり、デビュー2公演目の日本青年館公演の模様を収録した映像商品をリリースするという離れ業は彼らのような凄腕集団でなければ成り立たなかっただろう。 2015年、2ndアルバム『ホット・ストリーク』をリリース。デビュー作に負けず劣らず強力な内容の作品で、二度目のジャパン・ツアーも行った。ビリー・シーンはMR.BIG、TALAS、SUNS OF APOLO、マイクはビリーと同じくSUNS OF～、LIQUID TENSION EXPERIMENT、リッチーはソロ、SMITH/KOTZENと、メンバー個々のプロジェクトやソロ活動も抱えており、以降はこのバンドとしての活動から少し遠ざかることになった。2019年には1ヶ月弱の短期間ながらツアーを行い、ライヴ・バンドとして本領発揮、パフォーマンスの評価は概ね好評だったようだ。その後はご多分に漏れずパンデミックによる空白期間へと突入してしまう。 2023年、7年半ぶりのリリースとなるアルバム『スリー』(III)が発表された。緊張感と密度の高いプレイで構築された作品は今年注目の作品として好セールスを記録している。7年に及ぶ空白期間がそうさせたのか、ファンの枯渇・待望感も相当なものであったのだろう。作品の素晴らしさはもちろんだが、彼らの真髄はライヴ・パフォーマンスにある。待望の来日公演は今年11月に決定。ビリーはMR.BIGのフェアウェル・ツアーを7月に敢行するが、その4ヶ月後にはTHE WINERY DOGSとしてまた日本に戻ってきてくれるのだ。魂をスウィングしながら激突する圧倒的グルーヴを全身で浴びてほしい。
魂をスウィングさせながら激突する圧倒的グルーヴ。 ビリー・シーン、マイク・ポートノイ、リッチー・コッツェン、ハードロック界のパワートリオが産み出す迫力のステージ！
MR.BIGのビリー・シーン(b)、元DREAM THEATERのマイク・ポートノイ(dr)、リッチー・コッツェン(g)により結成されたスーパーグループがTHE WINERY DOGSだ。元々はTHIN LIZZY、WHITESNAKE、BLUE MURDERで活躍していたギタリスト=ジョン・サイクスによるプロジェクトBAD APPLE(最終的には上手くいかなかった)から派生したもので、最終的にポール・ギルバートが脱退後のMR.BIGを支えたリッチーを迎えたことで歯車が回り始め、2013年に『ザ・ワイナリー・ドッグス』でデビューを飾る。メンバーの豪華さと強烈なグルーヴの楽曲と期待どおりの演奏力の高さで高評価を得たのだった。特にリード曲「Elevate」が放つエナジーは多くのロック・ファンを虜にした。3人の最強プレイヤーの夢が合体し、ロック・シーンに新たな伝説が生まれたのだ。アルバムのリリース直後に実現した初来日公演はソールドアウトとなり、デビュー2公演目の日本青年館公演の模様を収録した映像商品をリリースするという離れ業は彼らのような凄腕集団でなければ成り立たなかっただろう。 2015年、2ndアルバム『ホット・ストリーク』をリリース。デビュー作に負けず劣らず強力な内容の作品で、二度目のジャパン・ツアーも行った。ビリー・シーンはMR.BIG、TALAS、SUNS OF APOLO、マイクはビリーと同じくSUNS OF～、LIQUID TENSION EXPERIMENT、リッチーはソロ、SMITH/KOTZENと、メンバー個々のプロジェクトやソロ活動も抱えており、以降はこのバンドとしての活動から少し遠ざかることになった。2019年には1ヶ月弱の短期間ながらツアーを行い、ライヴ・バンドとして本領発揮、パフォーマンスの評価は概ね好評だったようだ。その後はご多分に漏れずパンデミックによる空白期間へと突入してしまう。 2023年、7年半ぶりのリリースとなるアルバム『スリー』(III)が発表された。緊張感と密度の高いプレイで構築された作品は今年注目の作品として好セールスを記録している。7年に及ぶ空白期間がそうさせたのか、ファンの枯渇・待望感も相当なものであったのだろう。作品の素晴らしさはもちろんだが、彼らの真髄はライヴ・パフォーマンスにある。待望の来日公演は今年11月に決定。ビリーはMR.BIGのフェアウェル・ツアーを7月に敢行するが、その4ヶ月後にはTHE WINERY DOGSとしてまた日本に戻ってきてくれるのだ。魂をスウィングしながら激突する圧倒的グルーヴを全身で浴びてほしい。
